1: 2024/09/18(水) 16:56:30.36漫画『小悪魔教師サイコ』の作画を担当する・合田蛍冬さんが、2023年8月に同作を出版する「ぶんか社」を相手取って起こしていた訴訟において、9月13日付で和解が成立しました。ぶんか社は合田さんと読者に謝罪しています。
合田さんによる漫画版『小悪魔教師サイコ』は三石メガネさんによる同名小説を原作とし、2021年4月にぶんか社から月刊誌で電子配信をスタート。2023年6月までに7億円以上を売り上げる大ヒットとなり、電子書籍プラットフォーム「ピッコマ」の年間人気ランキングで3位にランクインする人気作でした。
しかし同年11月に、原作の管理会社「taskey」が、自社サイトで同じ原作をフルカラー縦読みマンガ化しようとしていることが発覚。合田さんはぶんか社に「後発漫画の作成は完全NGとしてほしい」と連絡したものの、同社からは原作管理会社が原作をどう使うは自由といった回答があったといいます。
合田さんは、後発漫画が自分の漫画を模倣していないか確認するため、事前のネームチェックを要望。多くのシーンで類似点が発覚し、修正を申し入れたあとも、露骨な模倣ではないものの、構図やコマ割りを参考にしたとみられるシーンが多数存在したとのこと。ネーム確認や修正のための資料制作はクレジット掲載もなく無償でした。
合田さんが精神的に限界を迎え、2022年12月に自身のブログで「望んでいない後発漫画の連載が始まり、全く同じ原作のため、自分の描いた本件漫画を参考に制作されており非常に困っている」と心情を告白したところ、taskeyが問題視したとして合田版の連載が中止に。
さらにぶんか社側は合田さんに「taskeyから名誉毀損で訴えられる可能性が高い」としてtaskeyと原作者への謝罪を要求しました。なお後に合田さんがtaskeyに確認したところ、謝罪は要求していたが訴えるといった内容は発していないとの回答があり、ぶんか社の説明が虚偽だったことが分かっています。
2023年1月から合田さんの代理人、taskeyの代理人、ぶんか社の代理人の3社で話し合いが行われた際に、合田さん側は契約に「同一又は類似の著作物の出版を禁止する条項」があるはずで、ぶんか社側は後発漫画の制作を止めようと思えば止めるなり、反対の意思表示するなりできたのではないかと質問したといいますが、誠意のある回答は得られなかったとのこと。
結果的に合田さんは提訴に至るまで7カ月以上の休載を余儀なくされ、漫画の連載が再開する可能性も低いことからアシスタントを解雇せざるを得なくなったほか、内定していた「ピッコマアワード2023」に関してもトラブル解決のめどが立たなかったことから受賞がかなわなかったといいます。
■ぶんか社の謝罪コメント
ぶんか社は9月18日に自社サイトに「お詫びと休載のお知らせ」を掲載し、合田さんとの訴訟で和解が成立したと報告。「他社にて同一原作・同一題名のWebtoon作品の連載を開始されるにあたり、十分な配慮が求められるところ、他社と合田先生の間で調整を進めてまいりましたが、結果として合田先生との調整を十分に図ることができず、本件漫画の読者の皆様にもご心配をおかけしてしまう事態となってしまったことにつきまして、読者の皆様及び合田先生に対しお詫び申し上げます」と謝罪しています。また正式な休載告知をしていなかったことで読者に心配をかけたとして重ねて謝罪するとともに、「連載再開の目途がたっていないことから、今後も当分の間休載を継続させていただきます」と休載を伝えています。
■合田さんのコメント
合田さんも同日、自身のブログで和解を報告。守秘義務があり和解の詳細は明かせないものの、「訴訟を通じて問題提起をした事項について私としては一定の納得がいく結果となりました」と述べています。合田さん側は合計3円の損害賠償を請求していましたが、和解の内容に金銭の授受は含まれていないとのこと。
合田さんの代理人を務める東京フレックス法律事務所の中島博之弁護士は、訴訟を起こした当時この金額について、「本件のような行為は違法であると確認するため、金銭的賠償については最低額として訴訟提起をしました」としていました。
なお3円の内訳は「後発漫画の連載開始に関して十分な説明、報告を行わなかった債務不履行の損害金1円」「ぶんか社が、taskey側が合田さんを提訴する可能性があると虚偽の報告を行ったことによる損害金1円」「代理人間で協議することが決定した後に、ぶんか社から合田さんに当てつけのようなメールが送られてきたことに対する精神的苦痛に対する損害金1円」となっていました。
ねとらぼ2024年9月18日 16時35分
https://news.infoseek.co.jp/article/itmedia_nlab_20240918164/
みんなのコメント
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原作者の意向は?
原作者は韓国版がお気に入り
>>56
原作者がどっちでやりたいかだと思うわ
取り分の問題もあるだろうし
コミカライズのほうがどんなに面白くても、それ終わらせる権利は原作者にある
だから本当は原作モノは漫画家はやらないほうが良い
どうしてもこの原作コミカライズしたい!くらいの感情じゃないと厳しいと思う
ほんとこれ
自分で作ってない世界の創造主なんて何が楽しいんや
もはや綺麗な絵だけならエーアイでも出来るのに
どっちかつうと絵より話作るほうが好きだよ俺
そもそも、小説にないコミカライズオリジナル部分をパクってるがこの話だから
口出しできないでしょ
ビミョーじゃね?
公式でありながら二次創作扱いになってもおかしくない気がするが
そのオリジナル部分に原作者がどれくらい関わっていたかだけど、そもそものキャラクターや世界観は原作者の創作でしょ
>>1
同一原作で別作画なら『薬屋のひとりごと』があるな
あっちとこれはどう違うんだ?
訴えたかどうかの違い
薬屋はネーム(コマ割りや台詞)も全然違うよ
知らない漫画だしどーでもいいわ
>>1
>ぶんか社に「後発漫画の作成は完全NGとしてほしい」と連絡したものの、
>同社からは原作管理会社が原作をどう使うは自由といった回答があった
これは尤もだと思うんだよね
原作者、原作権利があるものを、
マンガ制作者がそこまで縛れないよ
最初の絵の方が魅力あって面白かった
>>3
韓国が金払ったからだろ
これまかり通ったら
今後日本人に描かせて人気出たら
原作者抱え込んで韓国作品として
背乗りされまくるからね
ゆでたまごで例えて
王位争奪戦のアニメは無かった事に
Webtoonなんかと関わったばかりに
ネタバレはさすがに原作つきなんだから仕方なくないか?
連載止めるかパクリ許すかしかなかったな
原作管理会社のたちが悪すぎる
SMARTOON版しか更新されなくなったからSMARTOON版しか見てない(見れない)
俺が知ってるのは後者だわ
こっち更新しないんや
エロ漫画じゃんww
韓国ってほんと気持ち悪い
原作がこんな感じだからここから漫画にして人気になった功績は馬鹿にできないと思うけどね
小説じゃないなこれ
タナトスの誘惑→夜に駆ける
なみの頑張りだな
再開してほしいわ
>さらにぶんか社側は合田さんに「taskeyから名誉毀損で訴えられる可能性が高い」としてtaskeyと原作者への謝罪を要求しました。なお後に合田さんがtaskeyに確認したところ、謝罪は要求していたが訴えるといった内容は発していないとの回答があり、ぶんか社の説明が虚偽だったことが分かっています。
とんでもねえ糞だなおい
かつて墓場鬼太郎も水木しげる版とは別に兎月書房が続きを描かせた竹内版があるらしいし。
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