1: 2022/11/18(金) 11:17:16.37インボイス制度が始まると、エンタメ業界のフリーランスのうち2割が廃業するかもしれない――11月16日、インボイス制度反対を訴える記者会見を、声優・漫画・アニメ・演劇業界が連携して実施した。
インボイスは、年収1000万円以下の個人事業主とその発注者に、新たな税負担や事務負担を求める制度だ。さまざまな業界のフリーランスと、彼らに発注している企業が影響を受ける。
各団体が業界内で個別にアンケートを行ったところ、「インボイスが導入されれば、廃業する可能性がある」と答えた人が、どの業界でも2~3割いることが判明。収入が低い若い人ほど廃業のリスクがあり、業界のすそ野を狭め、日本の文化を衰退させる可能性があると、危機感をあらわにする。
「アニメやゲーム漫画などを“クールジャパン”ともてはやすのに、そういった職のクリエイターを困窮させる政府の指針に納得いかない」。漫画家の由高さんは言う。
零細事業者を直撃するインボイス
インボイス制度は、消費税計算の新しい仕組みだ。政府は「正確な消費税額の把握」を目的に掲げている。
制度がスタートする2023年10月以降は、発注者・受注者に、消費税率などを明記した「インボイス」(適格請求書)と呼ばれる請求書の発行・保存が義務付けられる。インボイスは、事前に登録した適格請求書発行事業者(インボイス事業者)しか作成できない。
最も影響が危惧されているのは、これまで消費税の納税が免除されていた、年収1000万円以下のフリーランス(免税事業者)だ。
23年10月以降、フリーランスに仕事を発注する企業などは、免税事業者に支払った消費税分を控除できなくなる。このため、免税事業者との取引を控える動きが出るだろうと予想されている。つまり、年間の売上規模が数百万円程度の零細フリーランスも、免税事業者のままでは仕事がなくなる恐れがある。
仕事を得るために、免税事業者が課税事業者(インボイス登録事業者)になると、消費税分(最大で売り上げの10%)の税負担が新たに発生する。課税事業者になった場合、請求書の保管や税額の計算などの事務負担も増える。また、発注する企業側にも新たな事務負担が発生することになる。
さらに、インボイス登録事業者は、国税庁の「インボイス事業者公表サイト」で氏名などが公表される。ある程度の個人情報保護対策はなされているものの、ペンネームなど実名以外で仕事をしているクリエイターには、“本名バレ”のリスクを感じている人も多い。
漫画家も2割が「インボイスが始まったら廃業」
「漫画家の2割以上が、インボイスが始まったら廃業せざるを得ないと回答している」。漫画家の由高さんは、漫画家を対象に11月に行ったアンケート結果を紹介し、危機感をあらわにする。
回答は1275件。うち98%が個人事業主だ。回答者の漫画業界での年収は「100万円未満」が19.2%、100~200万円未満が18.9%、「200~300万円未満」が16.6%と、過半数が300万円未満だった。
インボイス制度による仕事の影響について聞いたところ、「廃業する可能性がある」が20.6%、「廃業することを決めている」と答えた人も0.6%いた。特に収入が低いアシスタントは、インボイスで「廃業する可能性がある」と22.9%が、「廃業することを決めている」と0.9%が回答している。
「漫画出版社が過去最高益を上げているなどと聞くが、漫画の原稿料はここ数十年上がっていない。単行本の売り上げに比例する印税額は、人気漫画かどうかで格差が大きい。この状況でインボイスを導入すれば、免税事業者だった漫画家が増税や収入源に耐えられず、廃業が加速する」(由高さん)
特に「アシスタントが廃業しそうで怖い」と訴える。「アシスタントから漫画家デビューする人は多い。アシスタントの収入減が加速すれば、漫画家のなり手がいなくなる。一部の大手作家が出す作品以外は死滅していくと思う。インボイス制度は、漫画文化衰退の原因の一つになりかねない」。
年収1000万円を超え、既に消費税を納めている漫画家にも影響はある。アシスタントが免税事業者の場合、アシスタントへの消費税が控除できなくなるのだ。「漫画家はアシスタントに課税事業者になることを迫れない。アシスタントは先生に、免税事業者を受け入れることを迫れない」。インボイス制度が、漫画家とアシスタントを分断してしまうのだ。
続きはソースで
https://news.yahoo.co.jp/articles/eaea844856f159732b42a0f6f8685c04f6fc488c
みんなのコメント
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>>1
>さらに、インボイス登録事業者は、国税庁の「インボイス事業者公表サイト」で氏名などが公表される
こないだインボイスの申請書出しに税務署行ったけど、
サイトに本名出すの嫌な場合は屋号にすることもできるって言われたから屋号にしたよ。
国が支援したいのは海外でも人気のある作品とその作者。
ヒット作出せず惰性で続けている漫画家が廃業するからといって政策変えないだろ
売上全部懐に入れてたバカは自滅当たり前やろ。
免税?アホか!ちゃんと払うもの払えよ。
個人事業主が多いアマゾンの配送やウーバーイーツとか、今の金額じゃ無理だな。
10%の値上げはくるかな。
売れない芸人みたいにバイトしたらいいじゃん
売れない芸人保護する必要あるか?ねーよな
社会に必要のないあってもなくてもいい仕事を自分で選んでやってるんだからなくてもいいだろ
漫画家の場合は制度が始まってもそれでも尚仕事させて下さいって奴は後を絶たないよ
むしろ全体のクオリティが上がるまでありそうだ
まじでそう思う
金持ちの節税方法にも使われてたし
他にもそんなのいっぱいあるからな
貧乏人はそんなの知らないから文句すら言うやつがいない
失敗できねーからマス受けの売れるのしか出せなくなる
似たりよったりのものばかりでどんどんつまんなくなってかないか
世界に誇れるレベルで成功してる産業に影響出るなら
廃業を考えるほどのものではない
現金稼ぐお仕事って形からポイント貰えるお仕事って形に変えればいい
まぁ今までが野放し過ぎたんだけど
リスクヘッジせず人生の楽しみ前借りしてるんだから
廃業した方がいいのでは?
むしろ経過措置としての異常な状態が長過ぎただけだよ
小規模だから税金納められないって理由になっていない
ろくに稼げない奴をわざわざ税金とって潰す意味あるのかって話
意味ないでしょ
ロクに稼ぎがないヤツは見逃してやろうってだけの話に対して
それをそうだと思うか思わないかって事でしかない
つかな要するに今後消費税をもっともっと上げてく腹つもりだから
こういう話になってる事はよくよく覚えとけよな
国民全員Win-Win
そもそもその理屈じゃ多くの人は納得しないよ
取引先にメリット一ミリもないわ
問題は、自営業フリー零細の金の動きがデータベースに登録される事
マイナンバーに近いところがある
それが漏れてそれを参考にして、宗教や派遣業者が凸る
官僚や公務員の一人勝ちじゃねえか
自分は非課税ですって取引相手に伝えて消費税分を受け取らなければ良いだけじゃないの?
それイコール収入減ってことだけどな
出版社がやってやれとは思う。
連載終わったら会社の業務ほぼ無くなるんだから
そりゃしがみつくようにダラダラ長期連載増えるわ。
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