「元アイドルって請求書も書けないんだ」と言われたあの日、私の魂は死んだ | ハフポスト
「たとえ悪気はなかったとしても、これから私は心が死ぬサービスはしない」。「元アイドル」という経歴をもち、現在、フリーで作家・ライターとして活躍する大木亜希子さんが、覚悟をもってそう決めた理由とは?
2021年02月19日 07時30分 JST | 更新 2021年02月19日 11時34分 JST
「元アイドルって、請求書もマトモに書けないんだ。可哀想www」
SDN48というアイドルグループ卒業後、一般企業に転職して2年が経ったある日の出来事である。
私が作成した請求書に不備があり、得意先の男性からメールで指摘を貰ったのだが、その際こんな言葉が添えられていた。
もちろん、彼は軽いジョークのつもりで言ったのだろう。
しかし、私は突然の言葉に打ちひしがれた。
これまでの人生が走馬灯のように蘇り、すべて否定された気持ちになる。
私の前職がアイドルであることと、請求書にミスがあることは、はたして関係あるのだろうか。
おそらく彼にとって私は、「書類作成を間違えた27歳の取引先社員」ではない。
「書類作成さえ満足にできない27歳の元アイドル」という、好奇の目でみることのできるサンプルなのだ。
思わず異議を唱えたい気持ちになるが、黙って謝罪する。
その夜、私は実家の母に電話をかけた。
愚痴を聞いてもらいたかったのである。
「もしもし。今日、取引先の人に、アイドルだったことを馬鹿にされてさ」
「どんな仕事でも、どんな年齢でも、その時々で誇りを持って役割を全うしたなら、そこから先、何を言われたとしても恥じることはないでしょう」
(略)
しかし、定職を辞めて貯金が底を尽いた私は、もはや背に腹はかえられなかった。
狭いアパートの一室で財布に2千円をしまいながら、惨めな気持ちで涙が出る。
その時、ふと「元アイドルは請求書さえ書けない」という言葉がフラッシュバックした。
なぜ私は、あの時「過去のキャリアではなく、今の私を見て下さい」と強く言い返せなかったのだろう。
理由は、なんとなく分かった。
私自身も中途半端な将来を漠然と描く自分に対して、自信が持てなかったのだ。
だからこそ相手に揶揄された時、毅然と言い返すことができなかったのだと思う。
「元アイドル」という十字架が、時にはセカンドキャリアを歩むうえで耐え難い色眼鏡になること。
その事実に辟易としながら、一方では自分自身に過度な期待もあって処理しきれていない。
そして、そんな時に自分のキャリアを揶揄されたことで、ますます言葉の呪縛に囚われたのかもしれない。
(略)
私は「お酌」しないし、心が死ぬサービスはしない
こうして幾度か分かり合えない悔しさを重ねるうち、ひとつの説に辿り着いた。
それは、会社員時代の得意先も、お酌を要求してきた男性も、総じて「悪気はなかったのではないか」という仮説である。
おそらく、そこにあったのは本人たちさえ気づいていない“一抹の優越感”だけではないか。
「元アイドルは書類ひとつ作れない」とか「自分の職場でお酌してほしい」という都合の良い願望を叶えるため、彼らにとって私という人間は存在していたのかもしれない。
その無邪気さに弄ばれるかたちで、心は疲弊してしまった。
もはや、私がお酌したかったのはビールではない。
ジェンダーバイアス、そしてアンコンシャスバイアスについて考えてもらうため、氷水でも良ければ喜んで注ぐから目を覚まして欲しかった。
このような出来事が、新しい時代にまだあるということ。
それを知ることが出来ただけで、私は書き手として収穫があったように思う。
古い価値観と偏見が、抜本的に変わっていくことを切に祈る。
そして、この場を借りて「私を変えてくれた」2人の男性にはむしろ礼が言いたい。
自分に自信が持てるように、試練を与えてくれてありがとうございます、と。
※省略していますので全文はソース元を参照して下さい。
どこが好きなんですか?
別に…
ミスした自分を正当化するな
自分を省みてるじゃん
そうだな
小馬鹿にした相手は人間性が糞だけどな
ネチネチしてんなー
本当に書けてなかったり毎回間違えてたりならともかく、一度のミスで嫌味言う必要なんか無いのに
本当に一度のミスなのか?
>>3
>私の前職がアイドルであることと、請求書にミスがあることは、はたして関係あるのだろうか。
本人がこう書いてるんだが
バカなの?
そうだね、だから元アイドルって請求書云々と取引先へのメールに付け加えた相手も最低の屑ってことになるね
ほんとそれ
まともな請求書書けないのが問題
その後のおまけの嫌みはどんな経歴の奴にも言える
仕事の失敗なんて誰でもすることで自分は悪くなくて
相手の理解がないって思ってしまうのか…
そっちのほうが衝撃的
>あの時「過去のキャリアではなく、今の私を見て下さい」と強く言い返せなかったのだろう。
その「今の私」が請求書もまともに書けない無能だからだろ
単なる仕事のミスを職業差別にする取引先もどっちもクズだな
>>1
そもそも、アイドルなんてものに価値を見出だしてた人が時代を語っても・・
アイドルなんてそれこそ化石なんだよ
そんなアイドルを目指す奴は今でもいるし、そのアイドル信者になる非健常者も未だに存在する
古い価値観ってならアイドルなんて化石から無くさなきゃ
上から物言う奴はダメな奴多いよね。
27歳だろ普通なら社会人5年目だ
バイアスかけてるの自分だろうに
請求書書けなかったというただの事実を、こんな走馬灯だのなんだのって随所に小説風な言い回しで物書き風な書き方をしてくるのが気持ち悪い
あといちいち大げさ
もっと簡潔に事実を述べた方がわかりやすい
ようするに自分は物書きですよ、こんな文章作れますよっていうアピールで痛い
そこにしか価値がないと自分で認めてるようなもの
元アイドルって、そんなのもわからないの?
ああ
取引先に間違った請求書送るなんて恐ろしいミスしてるからな
取引先の奴は嫌味言ってるが、あの程度のメールで済んでラッキーという感じすらする
上司に直接請求書間違いのクレーム入ってたら大騒動だから、内密で済んだのは元アイドルの超ショボ扱いだったからと思う
そもそも「可哀想www」とかいきなり言うわけないよな
言うとしたらその前の段階から喧嘩的な言い合いをしてるとしか思えない
「元アイドル」でマウント取ってたとしか思えない。
意識的か無意識かは知らんが。
フェミニズムちらつかせるのは、矛盾ありすぎて
敵意買うだけよ。蓮舫見ててわからんかな。
最初明るく可愛らしい感じだった人も数年後にはみんな目が据わって攻撃的になる
環境に相当問題あんだろなぁアレ
本来は芸能人なんて到底無理レベルの奴が
握手会商法でアイドルやっているからな
そりゃ歪むわけよ
世界中を敵視するようなギロギロした目つきと口元だけの義務的な笑いという
ベテラン秋元アイドル特有の顔つきはそうやって作られるんだろうな
立憲ナントカから出馬したいのかな??
ネットには請求書のテンプレあんのに書けてないお前が悪いんだよ
なに甘えてるんだ
俺も書いたことねえから
パソコン使っていいならできるが
まず要点を伝えられる文章書けよ
元アイドルってカテゴリはまだ優しいし、手加減しているよな
27歳にもなって、請求書一つ作れない空っぽな人生
確認も取れない意思疎通不全を、指摘されているのだろうに
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥ってね
それをやめたらフェミるのなんなん!?
知らないし
社内で注意された時にこの文言が出たとかならともかく
取引先にこんなメール送るやつ社会人でおらんやろう
27歳2年目で請求書の不備は普通にやばくね
「アイツは俺が育ててやった」とか思うんだろうな
転職をした人は誰もが通る道だから、気にしないでいいですよ
どこに行っても何をしても、嫌味ったらしい奴は居るものです
お金稼がなきゃならないんだから、我慢しましょう
つまらない事で悩んでないで、先に進まなきゃ
>もちろん、彼は軽いジョークのつもりで言ったのだろう。
完全に煽ってるよねこれ
自分はこんな仕事やる人間じゃない、とずっと思いながらでも金ないから働いてる感じ
っていうコピペって何だっけ?気になってしょうがない
吉野家?
経理に頭下げるのはこっちだし
アイドルとして男にチヤホヤされて可愛い私という承認欲求は満たせた
次は仕事出来る男に媚びない格好良い女としての承認欲求満たしたいの♥
愛想良くして美味く転がして利用する側のが楽だろうに
年齢的に扱いが変わってなんか拗らせてしまったて感じか
片方では肩書き利用して片方では肩書き見ないでって都合良すぎ
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